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UTODC開設

2018年1月18日、東京大学情報学環オープンデータセンター(UTODC: University of Tokyo, Open Data Center)の開所式が行われました。ダイワユビキタス学術研究館に約100名の参加者が集まりました。

2016年末、政府において「官民データ活用推進基本法」が制定されました。また、2017年5月には「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」が策定されるなど、“データ大流通時代”の到来に際し、「データ」がヒトを豊かにする社会(官民データ利活用社会)の実現が目指されています。

このような背景を踏まえ、オープンデータに関する研究開発及び人材育成を目的として、本センターは設立されました。学際的な立場から総合的にオープンデータに取組む専門組織は、日本の大学では初めてです。

開所式では、佐倉統情報学環長からの主催者挨拶に続き、吉田眞人総務省大臣官房総括審議官から来賓挨拶をいただきました。

また、センター長の越塚登教授による記念講演の後、30名程度のハンズオン研修が可能なオープンデータ・ラボの見学会が行われました。自治体からの参加のもと既に前日から試行研修が行われていたオープンデータ研修の成果や、関連団体5社によるデモンストレーションを見学し、関係者との活発な意見交換が行われました。

今後、本センターではオープンデータに関連する教育研究活動を行います。また、国内の地方公共団体のオープンデータ化もしくはEBPM(Evidence-Based Policy Management)に取り組むためのプラットフォーム環境の提供、人材育成、及び国際連携を産官学の連携により進めて参ります。

アクセス

住所
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院情報学環
ダイワユビキタス学術研究館