概要
ブロックチェーン(Block Chain)技術及び分散台帳技術は、信頼できる第三者が不在である状況においても、コンセンサス・アルゴリズムを用いることで、複数の主体の間で民主的等の理念に基づいた合意形成を可能にできる仕組みである。これを用いて、仮想通過やトークン、IDなどの資源管理、データ台帳など、本来であれば信頼がおける第三者が必要な場面でも、それをなしに実現できる。
【研究成果】
- 清家大嗣, 青木保一, 越塚登:「ブロックチェーン技術を用いた, 悪意を持って学習されたニューラルネットワークモデルの通報システム」, 電子情報通信学会総合大会予稿集, 2020年3月17日.
- Hirotsugu Seike, Yasukazu Aoki and Noboru Koshizuka, “Fork Rate-based Analysis of the Longest Chain Growth Time Interval of a PoW Blockchain,” International Conference on Blockchain 2019, Jul. 2019.
- 清家大嗣, 青木保一, 越塚登:「PoW ブロックチェーンにおける, ブロック伝搬遅延を考慮した最長チェーン成長時間に関する CDF の下限評価」, 2019年暗号と情報セキュリティーシンポジウム(SCIS 2019), 電子情報通信学会 情報セキュリティ研究専門委員会, 2019年1月.
- 辻野祐希:「ブロックチェーン技術を用いたIoTデバイスの機能流通プラットフォーム」, 修士論文2019年1月.
Yuki Tsujino: “Function Distribution Platform of IoT Devices Using Blockchain Technology” - 永田諒:「ブロックチェーン基盤を利用した、オープンデータカタログアプリケーションの作成」, 卒業論文2019年1月.
- 清家大嗣:「ブロックチェーンを用いたGlobal NumericID分散発行・割当基盤」, 修士論文2018年1月.
- 元尾 健太:「分散型台帳技術を用いたオープンデータカタログシステムの提案」, 卒業論文2017年1月.